日本の高齢者が増え続ける中、認知症高齢者も増えているのが日本の現状です。
その為ほとんどの介護施設では現在いる入居者に対し、認知症予防や認知症悪化予防対策を行い、お年寄りが自分の力で生活出来る様にする取り組みを行っています。
アルツハイマーに代表される様に認知症は病気なので、自分で防衛する人と何もしない人では後々大きな違いが出てきます。
早い段階でアルツハイマーを予防する事は、高齢者が楽しい老後を送る事に不可欠な問題なのです。
近年の研究で糖尿病、高血圧、メタボ等の生活習慣病がアルツハイマーを引き起こす事が分かったので、まずは高齢者の食事、運動、睡眠を良質な物にする様個人にあわせたプログラムを組みます。
その上で介護施設に来る高齢者同士でおしゃべり、歌、工作等の知的活動をする事によって、心身を正常に保ち生活習慣病を改善するのです。
更に毎日の生活の中で介護職員が違和感を感じる事が多くなった高齢者に対しては、家族の同意を貰って専門医を受診する事もあります。アルツハイマーを専門とする病院では記憶力や認知能力の衰え、受け答えをチェックし、医師がアルツハイマーと診断した高齢者は脳の萎縮を遅らせる薬が処方されます。
薬を飲みながら規則正しい生活を送る事で、驚く程アルツハイマーの進行は遅くなります。